この記事を書いた人:ケイタ

コラム

北陸はプログラミング学習不毛の地なのか?CoderDojoの道場数で検証してみる!

CoderDojoとなみ、チャンピオンのケイタです。

CoderDojoとなみは2020年の4月に立ち上げましたが、2020年12月現在で富山県で唯一のCoderDojoです。CoderDojoとなみができるまでは富山県にCoderDojoはありませんでした。
富山県には砺波市よりも多きな市町村がありますが、まだCoderDojoはないわけです。

他の北陸の県を見ても、石川県に1つ(金沢)、新潟に2つ(新発田と新潟西)、福井県には1つもありません。

なんと、北陸4県で4つしかCoderDojoないのです。
これは、もしや北陸地方はプログラミング学習不毛の地なのでは!?

そこで、本当に他の地方と比べてCoderDojo少ないかどうか、検証してみたいと思います。

地方別のCoderDojo数の検証方法

CoderDojo数を調べるために、CoderDojo Japan(https://coderdojo.jp/)にある、「日本各地の道場」という道場一覧を使いたいと思います。

細かくいうと、CoderDojo Foundationへの登録と、CoderDojo Japanのサイトへの掲載はそれぞれなので、本当の数とは違っているかもしれませんが、今回はCoderDojo Japanに載っている道場を基準にします。

地方の分け方は、北陸地方と同じ程度の範囲で比べられるように以下のように設定しました。

地方名都道府県
北海道地方北海道
東北地方青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県
北関東・甲信地方茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・長野県
南関東地方千葉県・東京都・神奈川県・埼玉県
北陸地方富山県・石川県・福井県・新潟県
東海地方岐阜県・静岡県・愛知県・三重県
近畿地方滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県
中国地方鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県
四国地方徳島県・香川県・愛媛県・高知県
九州北部地方福岡県・佐賀県・長崎県・大分県
九州南部・沖縄地方熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県

天気予報やその他の地方区分とは違いますが、できるだけ広さを揃えるのと、北海道以外は都道府県の数も4~6県になるようにしました。
また、地方別だけでなく都道府県別でも検証をしてみることにする。

検証のタイミングは2020年12月に行いました。

検証結果

地方名道場数
北海道地方4箇所
東北地方16箇所
北関東・甲信地方22箇所
南関東地方67箇所
北陸地方4箇所
東海地方22箇所
近畿地方38箇所
中国地方13箇所
四国地方6箇所
九州北部地方11箇所
九州南部・沖縄地方13箇所

検証の結果、北陸にあるCoderDojoは4件でした。北海道と並んでワーストです。しかも北陸には新潟県の2件を含んでいるのですが、北陸三県(石川・富山・福井)には2件しかありませんでした。

新潟県のDojoは、新潟市の方なのでだいぶ北よりです。距離的に言うと砺波市から近いのは、金沢の次は岐阜県の岐阜市か長野県の松本市になります。

地方別に見ると北陸はだいぶ少ないことがわかりました。

東京などの都市部の子は、開催日ごとに複数のCoderDojoに通っているという話も聞きます。しかし北陸では一つのDojoも通える範囲にあるか怪しい感じです。

CoderDojo分布図

CoderDojo分布図を見ても、北陸は少ないのがわかります。他に少ない地方は北海道東部、東北北部(青森県付近)、四国南部(高知県付近)、九州南部(宮崎・鹿児島付近)は北陸と同じくらい少なくなっています。

都道府県名道場数
北海道県4箇所
青森県0箇所
秋田県2箇所
岩手県5箇所
山形県1箇所
宮城県3箇所
福島県5箇所
茨城県8箇所
栃木県3箇所
群馬県1箇所
埼玉県6箇所
千葉県19箇所
東京都27箇所
神奈川県15箇所
山梨県4箇所
長野県6箇所
新潟県2箇所
富山県1箇所
石川県1箇所
福井県0箇所
岐阜県3箇所
静岡県3箇所
愛知県14箇所
三重県2箇所
滋賀県1箇所
京都府4箇所
大阪府17箇所
兵庫県10箇所
奈良県4箇所
和歌山県2箇所
鳥取県1箇所
島根県3箇所
岡山県4箇所
広島県3箇所
徳島県3箇所
香川県1箇所
愛媛県2箇所
高知県0箇所
山口県2箇所
福岡県10箇所
佐賀県1箇所
長崎県0箇所
熊本県1箇所
大分県0箇所
宮崎県1箇所
鹿児島県1箇所
沖縄県9箇所

都道府県別でみても新潟が2箇所、石川が1箇所、富山が1箇所、福井が0箇所となっており、他の県と比べて少ないことがわかりました。

他の都道府県を見てみると、人口の多い東京、千葉、神奈川、大阪、愛知などは順当に多いです。その中で沖縄県は人口はそんなに多くないのに9箇所あります。逆に埼玉県は全国で5番目の人口ですが6箇所しかCoderDojoはありません。必ずしも人口が多いところほど、CoderDojoが盛んというわけではないようです。

以前に聞いた話では沖縄県は市町村も、CoderDojoの活動に協力的で開催場所やパソコンなどの協力が得られているようでした、
そのような市町村の支援も影響しているのかもしれません。

まとめ

やはり、北陸地方にはCoderDojoが少ないことがわかりました。もちろんCoderDojoの数だけでプログラミング学習が盛んであるかどうかは決められませんが、プログラミングを学ぶ機会が少ないのは事実だと思います。

そのような中で、CoderDojoとなみとしてもプログラミング学習が富山県や北陸地方で盛んになるように、活動をしていきたいと思っています。

どうしてもCoderDojoは、その地域にCoderDojoをやりたいと思う方がいないと開催されないので、開催したい思う人が出てくるように活動を広く知ってもらう必要もあると思います。

また、沖縄の例もあるように市町村と連携することによって、活動が広がりやすくなることもあるので、関係機関へのアプローチもしていきたいと考えています。

CoderDojoの活動を通じて、プログラミング学習の輪が広がっていく事を願っています。