CoderDojoとは?
CoderDojoは、プログラミングをする場所であり、なおかつオープンソース文化(誰もが「自由に・無料で、 ソースコードを使用・ 複製・改良・再配布が可能」という考え方)に根付いた非営利のコミュニティです。
7〜17歳(小学生〜高校生)の子どもを対象にしたプログラミング道場で、2011年にアイルランドで始まり、世界では110カ国・2,000の道場、日本には206以上の道場があります。
CoderDojo は「憲章」を中心としたコミュニティで、この憲章に賛同した人々がDojoを開催・参加しています。
Dojoには多種多様な人が参加でき、子どもにとっても大人にとっても自由度が高いのが特徴です。コンテンツは参加者のアイデア次第です。
CoderDojo は、参加しているメンター、協力的なニンジャ・保護者、支援者やパートナー企業などの支え合いによって運営されています。
CoderDojo憲章
- 若者が技術を作り上げていくための支援を行い、ひらめきを与えることに尽力します
- できうる範囲で、高い水準の児童保護を優先します
- 道場に参加する子ども達や、その保護者から料金を徴収しません
- 保護者が道場に参加することを推奨します
- 持っている知識を自由かつオープンに共有します
- 自分たちの道場内だけでなく、他の道場とも知識を共有します
- CoderDojo コミュニティの国際的なブランドを維持し、大切にします
- 参加者間の協力を促進し、同世代間のメンタリングや参加者同士のプロジェクトを推奨します
- 性別、人種、性的指向、信念、宗教、能力に関係なく、ボランティアや子ども達を歓迎します
CoderDojo で学べる内容は道場ごとに異なります。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
CoderDojoガイダンス 保護者・ボランティア向け
CoderDojoの概要を、わかりやすく解説したスライドです。
この資料は、クリエイティブ・コモンズ 表示 – 非営利 – 継承 4.0 国際 ライセンス の下に提供されています。
作成:コーダー道場こだいら 協力:一般社団法人 CoderDojo Japan
あなたがDojoに来る理由は何ですか?
これはCoderDojo柏が制作した、CoderDojoのPR映像です。子ども(ニンジャ)たちがDojoに来る、それぞれの理由を話してくれています。
CoderDojoでできること
CoderDojoでできることは、各道場ごとにことなります。例えばこのようなことができます。
- Scratch / Hour of Code
- HTML / CSS / JavaScript
- PHP / Python / Ruby / Unity
- Arduino / Raspberry Pi
なぜ今、プログラミングを学ぶのか?
2020年度から小学校で「プログラミング教育」が必修となりましたが、これはプログラマーになるための技術を学ぶ授業なのでしょうか?そうではありません。では、なんのためにプログラングを学ぶのでしょうか。
プログラミングには論理的思考力(問題を発見し、解決する力)が必要です。これは子どもたちが成長し、社会に出てからもずっと役に立つ考え方なのです。
プログラミングを通して、「分解」「整理」「組み立て」という論理的思考に必要な考え方を身にけ、未来の社会人としての能力を培うことが、プログラミングを学ぶ目的です。